静岡鉄道清水市内線モハ65の伏木移設について

このたび清水鉄道遺産保存会は、フェルケール博物館(静岡県静岡市清水区)で保存されておりました静岡鉄道清水市内線モハ65を富山県高岡市伏木へ移設しました。
モハ
65626日にフェルケール博物館屋外展示場より搬出。628日に伏木にて積み降ろし作業が行われました。
この移設に至った経緯を、以下に説明します。

当保存会は2008年より同博物館屋外展示場の保存車両を将来的に整備するための活動をしてまいりました。
しかし20103月、同博物館より、保存車両の老朽化が数年前より急速に進行し維持が困難であるため、やむを得ず屋外展示場を撤去、清水市内線モハ65などの保存車両を解体するとの話をいただきました。

同所に保存されておりましたスハフ42はJR東海所有で、そちらも解体となり部品のみJR東海の博物館入りするということでした。

静岡鉄道清水市内線の車両はモハ65が唯一の現存車両で失われてしまえば、当時を伝える車両が消えてしまうことになり、この車両は博物館所有であるため、この車両だけでも助けようと思い、博物館に対して交渉を始めました。

そのため3月中旬、当保存会においてモハ65を保存を継続すべく、同博物館へモハ65の譲渡依頼書を提出いたしました。
しかし、修復の実績が無いことや輸送費の捻出ができないなどという点により、いったんは取得を断念せざるを得ない状況となりました。
そこで、金沢市電2202保存会、ジェイアール貨物・北陸ロジスティクスの援助を仰ぎ、輸送費などの協力を受け、同車をJR伏木駅側の旧貨物取扱線へいったん移設。保存の継続を図ることにいたしました。

今後、モハ65はジェイアール貨物・北陸ロジスティクスが所有・管理いたします。

清水鉄道遺産保存会は、金沢市電2202保存会より技術的なサポートを受けつつ同車の修復を行います。

今回の移設は、あくまで修復のためと考えており、将来は清水に里帰りさせ恒久的な保存を実現すべく努力いたします。


静岡鉄道清水市内線モハ65についての
ジェイアール貨物・北陸ロジスティクス様への問い合わせは固くお断りいたします。

TOPに戻る